商品説明<出品のフルート>HAYNES ヘインズ・フルート 総銀製 Regular Model 32662ヘインズ社のWeb Pageで検索すると次のように出てくる。July 26 1963 Flute Regular Model 326621963年7月26日完成 レギュラー・モデル ヘインズの黄金期、世界の演奏家やコレクターが欲しがる名器を出していた時期の楽器。所謂、「遠鳴り」する楽器で、もう一本出品している#40318のヘインズには無い特徴。演奏者の少し前の方で楽器が響いているかのような感じがして、入手した当時は不思議な感覚だった。#40318の方は、甘い音色があって、それ自体が魅力的だが、この#32662は、もっと自然で素直な音色。本来は、師匠の影響でムラマツをずっと使っていたが、まさしく、この楽器に出会ってから、このヘインズを使うようになった。この楽器を使うようになって、楽器の持ち方なども含めて、修正することになり、よく言われるように、「良い楽器は演奏者に良い奏法を教える」経験をした。私の友人が、「ムラマツは良い楽器だが、ヘインズにはファンタジーがある」と言った。ヘインズの魅力をよく言い表していると思う。<コンディション>・楽器本体丁寧に扱われた楽器で、大きなダメージは見あたらない。7月にキーバランスを東京都町田市のスガナミ楽器で見てもらった。その時に、動きの悪いキーも、正常に動くようにしてもらった。中古にありがちなジョイントのゆるみはなく、私の目では、凹みや、凹みの修正は発見できない。タンポは古いが、この7月時点では、早急に交換が必要だとは言われなかった。・ケースオリジナルのケースは、十数年前に手に入れたときに、ぼろぼろで、持ち運びに不安を感じるほどだったので、アメリカのヘインズ社に直接連絡して、シリアルナンバーを知らせて楽器に合うサイズのケースを取り寄せた。そのため、オリジナルと同じ青色で、楽器が完璧に収まる。愛着のある楽器なので、数百ドルかかってもそうしたかった。写真のように、現在でも痛みがほとんど無く、良い状態を保っている。現在はそのようなサービスはやってない。日本国内の代理店でケースを購入する方法になっている。ヘインズの楽器の長さは、時期によって異なる。<発送>出品者がクロネコヤマト営業所に直接持ち込んで発送する。コンビニには預けたくないので、入金から2~3日発送までに時間がかかるかも。きちんと梱包して安全第一で考えているのでご了承いただきたい。(2023年 8月 29日 14時 50分 追加)つたない演奏ではありますが、参考動画を作りました。Demonstration of Regular Model 32662 #1https://www.youtube.com/watch?v=S_lkNmZJNz0Demonstration of Regular Model 32662 #2https://www.youtube.com/watch?v=bhzhDqsjCrkDemonstration of Regular Model 32662 #3https://www.youtube.com/watch?v=oC5QIx95EKwDemonstration of HMC heavy 40318 #1https://www.youtube.com/watch?v=2Fv-aiJAIfQDemonstration of HMC heavy 40318 #2https://www.youtube.com/watch?v=VV6L-DaaW94#32662は、やはり名器だと思います。それなりの腕がある人には望みの音を表現しやすいと思います。#40318は、説明に既に記入したように、キーバランスとタンポの状態が今ひとつで、楽器本来の性能が十分に発揮できていない印象ですが、バッハやヘンデルのような作品によく合うような音ではないかと思います。経験を踏まえて、今回、あらためて感じたのは、忙しくて余り練習時間がとれないような人には、#40318の方がお薦め。というのは、演奏者の練習不足の時に、楽器自体が音作りを助けてくれるような楽器。#32662は、それなりの練習時間がとれる人が、メイン楽器として、十分に吹き込んでこそ楽器本来の性能が生かせると思います。