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1977年創業、80年代の大きな工場火災を経て復活を遂げたヘッドウェイギターズ。創業当時からブランドに携わる現マスタービルダーの百瀬恭夫氏の理念のもと、超少数生産体制ながら質の高い楽器を作り続け、今や国内最高峰との呼び声高い老舗国産メーカーです。ヘッドウェイの最高峰シリーズとなるカスタムショップ。すべての作品がオーダーメイド、もしくは職人氏自らプロデュースするワンオフ物となり、ブランド最高峰シリーズの名に恥じない厳選されたストック材を使用する至高のシリーズとなります。こちらは当店ギタープラネットがヘッドウェイ飛鳥工場訪問の際に安井氏にオーダーした逸品。ある意味『師弟対決』となる形で、シニアマスタービルダーである百瀬恭夫氏の作品と同時にオーダー、完成した作品です。熟練の経験からの裏打ちによりベーシックなスタイルの中にサウンドで抜群の存在感を示す師の百瀬氏とは対象的に、安井氏は既成概念にとらわれない柔軟な発想力でオリジナリティの高い開発力が大きな魅力です。『HD-530』という1980年代ヘッドウェイの最高峰シリーズを踏襲しながらも、安井氏の素晴らしい製作センスをいかんなく発揮して頂くため、「細かいデザインは全てお任せ」にてオーダー。結果、サウンドもデザインも既存のどのモデルにもないモダンスタイルな逸品に仕上がりました。ボディ材は安井氏、当店スタッフとで共同選定を行ったホワイトスプルースとマダガスカルローズウッドを採用。こちらも安井氏のセンスが良く出ており、特にマダガスカルローズウッドはうねる様な木目の物をあえて採用。ボディバインディング、バックストライプは一見通常のヘリンボーンですが、うっすらと赤のラインを埋め込み、『HD-530』の隠しテーマである"深い赤"を取り入れております。ヘッドには安井氏自らがデザインを書き起こしたというオリジナルデザインのイーグルインレイ。『Headway』のロゴに鷲が舞い降りる様を見事にデザインしております。指板インレイは昭和ヘッドウェイオリジナルの物をアウトラインデザインに変換。ピックガードはヒヨコスタイルを変形させたシェイプをマダガスカルローズウッドにて製作。どこから見ても『古くて新しい』安井氏らしい外観となりました。安井氏オリジナルといえるフォワードシフト・スキャロップドブレイシングを採用。百瀬氏の作品とは一線を画す爆発的かつ煌びやかなサウンドで、最初のピッキングから非常にレンジの広い贅沢さを堪能できます。細かいタッチでも繊細かつ煌びやかな高音、広がるような低音を堪能でき、フィンガーピッキングスタイルなどの複雑なフレージングでもこのギターの良さを余すところなく発揮できるでしょう。モダンプレイヤーの複雑な要求にも見事に応えうる、まさしくヘッドウェイの"今"を体現したか様な逸品に仕上がりました。伝統と革新が融合した作品、ぜひご体感ください。【Spec】Body Top　：　Selected White Spruce (Master Grage)Body Side&Back　：　Selected Madagascar Rosewood (Master Grage)Neck　：　Honduras Mahogany 1PFinger Board　：　EbonyBridge　： EbonyBracing ： Foward Shifted XScalloped at Bracing ： ScallopedNut　：　BoneSaddle　：　BoneScale　：　645mmWidth at Nut　：　43mmMachine Head　：　GOTOH/SGV-510Z A01 CFinish　：　Finish Clear Natural (Lacquer)付属品： 純正ハードケース、スペックシート、正規保証書お問い合わせフリーダイヤル:0120-37-9630